月夜のひまつぶし

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【スーパーナチュラル】第4話 悪魔からの伝言/移動の多い回。2人が訪れた場所、組織について

投稿日:2018年6月2日 更新日: 閲覧数:242

【スーパーナチュラル】第4話 悪魔からの伝言/移動の多い回。2人が訪れた場所、組織について

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

原題は「PHANTOM TRAVELER」です。
今回は飛行機に関する事件で、このエピソード内で何度か移動しているようですが、行き先などにはあまり言及されていません。
会話や看板などから拾って、分かる範囲でディーン達が訪れた場所を調べてみました。
多少のネタバレはありますので、ネタバレに神経質な方はご注意くださいませ。

2人が訪れた場所について考えてみる

まず最初に訪れた場所ですが、以前ディーンがジョンと共に解決したらしいポルターガイスト関連の事件で縁があった人から連絡を受けて向かっているので、その事件があったのと同じ場所と推測します。
ペンシルベニアとしか言われていないので、詳しいことは分かりません。

地図ではこの辺り。
一応、空港や航空会社などがないか見てみましたが、見つかりませんでした。
ディーン達が訪れた場所には、どう見ても飛行機があるので、何かしら飛行機関係の場所だとは思います。

生存者から話を聞くため、2人はリバーフロント精神病院へ向かいます。
ここも場所の手がかりは特にありませんでした。
最初に訪れた場所からそう遠くはなさそうだったので、もしかしたらペンシルベニア州の中かもしれません。

次に2人が訪れるのはNTSBの倉庫ですが、NTSBとは国家運輸安全委員会のこと。
アメリカ国内に何箇所か事務所があるので、明確にどこのことなのかはっきりしません。
ただ、今回墜落した飛行機が向かっていたのはデンバーであり、そこにもNTSBの事務所があるのでそこかもしれません。

地図ではここ。
コロラド州にあります。
もし、出発地がペンシルベニアに近い場所であれば、そこから40分飛行機で飛んで墜落した場所から、コロラドまでバラバラになった機体を運ぶのは大変そうです。
なので、もしかしたら関係ないかもしれません。
あくまでも、機体が保管されていたのはNTSBの倉庫であって、事務所ではありませんし。

その次にはナザレへ向かいます。
本来のナザレと言えば、劇中でディーンが言ったようにキリストの生誕地であり、イスラエルの都市です。
キリストの生誕地は、新約聖書で見るとパレスチナのベツレヘムであるとされていますが、ナザレとする説もあるようですね。

地図で見ると「ナザレス」と表記されています。
ドラマで出て来る標識に書かれている「NAZARETH」というスペルと同じなので間違ってはいないと思うのですが。

スーパーナチュラル シーズン1第4話より

こちらがその看板です。
プロペラ機が墜落し、まだ煙が上がっているのが分かります。
地図で見た通り、このナザレがあるのはペンシルベニア州です。

次は、生存者の1人である客室乗務員アマンダが次のフライトで乗る飛行機が、インディアナポリスから飛び立つという情報を得ます。
そこで2人は、インディアナポリス国際空港へ向かうことに。

地図の通り、インディアナ州にある空港です。
サムが空港まで5時間かかると言っていましたが、ナザレからインディアナポリス国際空港までは車で10時間近くかかります。
ですから、インパラの中でアマンダの話が出た時点で2人はナザレより西に500km近く移動していることになるはずです。
ということは、硫黄を調べてもらった施設は、ナザレとその地点の間にあるということなのでしょうか。

ディーンが車でしか移動しない理由にもなっている、フライト恐怖症について

冒頭で悪魔に乗り移られた人もそうでしたが、ディーンも実はフライト恐怖症だと判明します。
飛行機恐怖症とも言われ、名前の通り飛行機に乗ることに恐怖を感じることを言います。
飛行機が怖いと感じる理由としては、

  • 死者が出た飛行機事故そのもの、またその報道によって恐怖心が植え付けられてしまった
  • 自分、または知り合いなどの飛行機に関するトラブル、事故の経験
  • 金属でできたあれだけの大きな物が空を飛ぶことが理解できない

などが挙げられます。
また、飛行機恐怖症は単純に飛行機に関することの何か1つが怖いというわけではなく、

  • 墜落するのではということへの不安、恐怖
  • 高いところを飛ぶことに対する恐怖、不安
  • 密閉された空間にいなければならないことへの恐怖、不安
  • 自分で状況をコントロールすることができない無力感
  • 何かあったらまず助からないだろうという恐怖
  • パニック状態を起こすかもしれないという不安
  • テロが起きるのでは、という不安

などといった様々な恐怖や不安が入り混じっているものです。
だから、冒頭でもフライト恐怖症の男性は他の人から飛行機事故で死ぬ確率は極めて低いのだと聞かされても、安心するどころか不満そうにしていたのかもしれません。
フライト恐怖症の人にとっては、そういう問題ではないのでしょう。

有名人でも時々フライト恐怖症の人はいるようで、全国を飛び回らなければならないような場合でも、極力飛行機は避けています。
移動時間の短縮を考えれば、飛行機は非常に有効な手段ですから、多忙なはずの有名人が避けるというのは余程怖いのでしょうね。
ディーンも、あちこちを移動するのにインパラしか使わないのは、フライト恐怖症のせいだと言っているくらいなので、狩りのため、多くの人の命を救うためとは言え、かなり葛藤があったことでしょう。
飛行機に乗らなければ行えない狩りなんてなかなかないでしょうから、今回は本当にイレギュラーだったのではないかと思います。
他にも、特攻野郎Aチームのコングなんかもフライト恐怖症でしたね。
実は意外と多いのかもしれません。

Holgi / Pixabay

気になった言葉について調べてみる

今回、あまり馴染みのない言葉がいくつか出てきたので、少し調べてみました。
ディーンがちらっと話していた401便の事故の話は実際に起こったことですが、霊が原因かどうかはともかく大体のことはディーン達が話しているので割愛です。

国土安全保障局

ディーン達が今回スーツを買ってまで化けたのが、この国土安全保障局の職員です。
国の機関としては国土安全保障省、州単位で同様の組織が国土安全保障局となります。
2001年の911における反省から作られた組織ですので、ディーンが言っていた通り、スパナチュのシーズン1放送時点(2005年)では、まだまだ新しい組織だったと言えます。
とは言え、またえらい組織の職員に化けたものです。
FBIや警察に化ける以上に、リスキーなのでは……。

国家運輸安全委員会

劇中では、ずっと略称であるNTSBと呼ばれていました。
アメリカ国内での輸送に関係した事故の調査を行い、原因を突き止めて対策の研究、将来の事故防止に努める独立した国家の機関です。
強い独立権限を持っていて、時には裁判所のような機能も果たします。
今回のような飛行機事故はもちろん、高速道路での事故で調査の必要性のあるもの、海難事故、鉄道事故などについても調査を行います。
そういった組織の施設へ侵入したのですから、ディーン達がもし捕まっていたら、大変なことになっていたのではないでしょうか。

次回以降へ

悪魔祓いの途中、悪魔から非常に意味深なことを言われ、サムが動揺していたので今後も悪魔とは何かありそうです。
それにしても、ジョンは本当にどこへ行ってしまったのでしょう。
全く手がかりがなくなってしまったので、探すにも探せなくなってしまいましたよね。
今後、2人はジョンを見つけられるのでしょうか。
ジョンについての手がかりはありませんでしたが、今回は少しだけ物語が前に進んでいます。
これから少しずつ、謎が解けていくことでしょう。

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