月夜のひまつぶし

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【ゲーム・オブ・スローンズ】登場人物解説−ボルトン家−

投稿日:2018年6月26日 更新日: 閲覧数:1

【ゲーム・オブ・スローンズ】登場人物解説−ボルトン家−

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

ゲーム・オブ・スローンズのボルトン家について、紹介していきます。
人数は少ないですが、重要な人物がいます。
極力ネタバレを避けていますが、存在自体がネタバレのような人もいますので、気になる方はご注意ください。
ネタバレ込み説明はたたんでいますので、平気な方だけどうぞ。

ボルトン家について

紋章 黒字にエックス字型の十字架、そこに皮を剥がれて逆さに吊るされた男
標語 我らの剣先は鋭い
領地 北部
本拠地 ドレッドフォート
当主 ルース・ボルトン
信仰 古代の神々

ボルトン家の歴史は古く、最初の人々が闘いを繰り広げていた伝説の頃にまで遡ることができます。
彼らの最大の特徴は、その残虐さでしょう。
敵の皮を生きたまま剥ぎ、殺し、その皮でマントを作ったり、戦利品として保持したりしていたのです。
ボルトン家の紋章が他家のものに比べ、ことさら異質に見えるのは、こういった歴史のせいではないでしょうか。

北部がたくさんの小国に分かれていた頃、スターク家とボルトン家がその勢力を二分し、争っていました。
ボルトン家は北部ではスターク家の次に大きな勢力を持っていたのです。
最終的に、北部の覇権をめぐる争いを制したのはスタークでした。
ボルトン家はスターク家に忠誠を誓い、それまで行っていた残虐な行為を禁じられることになります。
その後も、スターク家の次に大きな勢力であることは変わっていません。


残虐な風習を持つ家、というイメージが強いです。
作中、ラムゼイがすぐに皮を剥ぎたがるのは、先祖の歴史のせいでしょうか。
もしかしたら、そういった残虐な性質はずっと受け継がれてきていたのかもしれません。
ネッドが倒れてロブが起こした戦の旗色が悪くなると、あっけなくスターク家を裏切りました。
釁られた婚儀でも、ルース・ボルトンが直接手を下しています。

ルース・ボルトン


ボルトン家の当主。
新しい妻として迎える女性を選ぶ時に、「選んだ娘の重さと同じだけの銀を与える」と言われて外見や性格は度外視し、単純に体重だけで選んでいます。
このことから、ルースは合理的、理性的な性格であると推測できます。

ラムゼイは妻との間にできた子ではありません。
前の妻は亡くなっており、その妻との間に正統な跡継ぎとなるはずだった男子がいましたが、病死しています。
そのため、ラムゼイ以外に彼の息子はいない状態です。


スターク家に忠誠を誓っていたはずなのに、裏切ってラニスターにつくという判断を下したのはこの人。
「釁られた婚儀」の時、キャトリンがBGMの変化で何かを察し、すぐ隣りにいたルース・ボルトンの袖をめくると鎖帷子を着込んでいたので裏切りを確信したシーンが印象的でした。
その後、ロブにトドメを刺したのもこの人です。
そんなルースですが、新しく迎えた妻との間に男の子ができると、ラムゼイに殺されてしまいます。
やっとボルトン家の人間だと認めてもらえたのに、正統な世継ぎができれば用済みになると危惧したのでしょうが、躊躇うことなく父親を殺してしまうラムゼイが怖すぎました。
ラムゼイも相当歪んでますが、ルースもなかなかに冷酷なところがありました。
ルースの冷酷さを引き継ぎ、落とし子として生まれ育ったことで歪んだのがラムゼイなんでしょう。
ルースは自分の感情をコントロールすることもしていましたが、ラムゼイはそうでもないところもありました。
どちらも策略家で、敵に回すと厄介です。
味方であっても、その残酷さは恐ろしいですが。

ワルダ・ボルトン


ルースの妻。
フレイ家から嫁いできました。
ボルトン家とフレイ家はこの婚姻で同盟関係となっています。
フレイ家は御存知の通り、娘がたくさんいます。
当主であるウォルダーは、ルースに娘を嫁がせる際にその体重と同じだけ銀を与えると約束し、よりたくさんの銀を得ようとしたルースが選んだのがこのワルダでした。
娘達の中で最も体重が重かったのです。

確かに太ってはいますが、性格は良さそうな女性です。
落とし子のラムゼイに対しても冷たく当たることもなく、自然に接しています。


夫婦の間で愛情があったかは分かりませんが、子供ができたと聞いた時のルースは嬉しそうでした。
一緒に食事をしているシーンなどを見ても、2人は少なくとも険悪な雰囲気ではなかったのでしょう。
しかし、彼女は男の子を産むと、ラムゼイに殺されてしまいました。
ルースはこの時既に殺されており、それに気付いた彼女はラムゼイに対して命乞いをし、殺そうとしている子供はラムゼイの弟なのだと言いますが、ラムゼイがそんなことを気にするはずもなく。
産んだばかりの子供ともども、猟犬の餌にされてしまったようです。
可哀想です……。

ラムゼイ・スノウ


ルースの落とし子。
北部では落とし子は皆が「スノウ」という姓を名乗るため、ジョン・スノウと同じ姓ですが特に関係はありません。


シオンの人格を破壊し、ヤーラが救出に来た際も檻から出ることを拒否するような状態にまでした人。
一体何をどうすればあそこまで人間を壊せるのか、さっぱり分かりませんが相当のことをされたんでしょう。
人質でありグレイジョイ家にとって唯一残った男子のシオンでしたが、真っ先に性器を切り落としてしまったので人質としての価値が大きく下がりました。
このことでルースから叱りつけられています。

ルースに認められるために色々と頑張った結果、ボルトンの姓を名乗ることを許されるように。
しかし、その矢先にルースの新しい妻が懐妊したとの知らせが。
しかも男の子だろうと聞かされて愕然としていました。
その後、3人を一気に殺してしまいます。

庶民出身の恋人がいましたが、サンサと結婚することが決まると彼女が嫉妬するようになり、邪魔そうにしていましたね。
それでもサンサを妻に迎えたラムゼイでしたが、虐待を繰り返したせいでサンサは逃げ出したいと願うように。
結局、調教されきったシオンのせいでサンサの脱出は失敗しましたが、その手助けをした老女に対しても容赦なく皮剥ぎを行いました。
ルースも残虐さは持っていましたが、ラムゼイは自制することがないのでルースよりよほど恐ろしいです。
最終的には、恨みたっぷりのサンサから報復され、自らがしつけて何人も殺させてきた猟犬の餌に。
因果応報とはこのことでしょう……。

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