月夜のひまつぶし

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【スーパーナチュラル】第7話 偽りの十字架/アイオワ州という地域とフックマン伝説について

投稿日:2018年6月5日 更新日: 閲覧数:415

【スーパーナチュラル】第7話 偽りの十字架/アイオワ州という地域とフックマン伝説について

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

今回はあまり移動もなく、ちょっとしたロマンスの気配を感じさせる内容でした。
いつも通り、2人が狩りをした場所がどの辺りで、どんな地域なのかを調べてフックマンについても考えてみます。
実は、初めて悪霊退治で「燃やした」回です。
遺骨、遺品を燃やすことで悪霊退治するというのが、スパナチュの設定です。
これまでは他の方法で退治してきていますので、今回が初となるわけです。
原題が「Hook Man」となっている通り、フックマンのお話です。

アイオワ州で狩り

今回、ディーンとサムが向かったのはアイオワ州アンケニーです。
アイオワ州は、アメリカの大統領選挙においてはとても重要視されている州です。
それは、アイオワ州の党員選挙で勝利した人は、大体がそのまま大統領として選出されているからで、アイオワ州での党員選挙は世界的にも注目されます。

それはともかく、地図ではこの辺りです。
アンケニーにはいくつかの大学があり、学園都市と言えそうです。
アイオワ州で最も豊かな地域の1つでもあります。

冒頭、「ここから160km」なんて言っているので、2人はそれなりの距離の場所にいたようですが、さすがに今回は突き止められません。
いつもに比べれば、まあ近いと言えそうです。

アイオワ州に来ているはずなんですが、ディーンとサムが夜中に銃を持ってうろついて保安官に逮捕された後。
保安官事務所らしき建物から2人が出て来る直前です。

スーパーナチュラルシーズン1 第7話より

これを見ると、カルメット郡の保安官事務所と書いてあるように見えますが、カルメット郡はアイオワ州ではありません。
アンケニーから経路検索してみると、ご覧の通りです。

めちゃくちゃ遠いですね……。
ロケの都合なんでしょうか。
こういう細かいところを調べようとすると、さすがにアメリカに住んだこともない人間では、限界があります。
そこまで気にすることでもない気もしますが、気になってしまうのが私です。
ある程度調べて、分からなかったら諦めるんですけれど。

イースタン・アイオワ大学は、色々調べても全く情報がありませんでした。
どうやら実在しない大学のようです。
ソースはこちら。

“Eastern Iowa University” is a fictional location created by sci-fi author Stephen Bury.

引用元:Hook Man | Supernatural Wiki | FANDOM powered by Wikia

思いきり架空の場所であると書かれています。
日本語のスーパーナチュラルWIKIもあるみたいですが、まだ19ページしかないのでちょっと寂しいですね……。

今回のエピソード、最初の方でバナナ食べながら車の修理をしている人がいたのが気になってたまりませんでした。
気になったとは言っても、バナナ大丈夫?とか、手が汚れているのではとか、すごくどうでもいいことです。
それと、何でこんなにあちこちで車の修理をしている人がいるのか、ということも気になりましたが、本当にどうでもいいですね。
修理というより、ただの手入れかもしれません。
アメリカの人は、自分でリフォームしたり車の修理をしたり、ということをよくやっているイメージがあります。

アメリカの都市伝説、フックマン伝説とは?

フックマン伝説も、アメリカではそれなりに有名な都市伝説のようです。
共通しているのは、カップルが車でひと気のない場所を訪れ、鉤爪の男に襲われるということです。
フックマンは事故で腕を失ったため、代わりに鉤爪をつけているというのも共通なようです。
片腕の場合だけでなく両腕のパターンもあるようです。
カップルの彼氏の方は、劇中で最初に襲われたローリのボーイフレンドのように殺されるパターンもあります。
フックマン伝説から派生した都市伝説もいくつかありますし、バリエーションも豊富です。

ルームメイトが殺されていることにローリが気付いた朝、壁に書かれていた血文字もフックマン伝説のバリエーションの1つです。
中には、別の都市伝説として語ることもあるようですね。
今回のエピソードの状況と非常によく似ている都市伝説で、内容はこうです。
パーティーで帰宅が遅くなった女子学生が、友達を起こさないようにと電気をつけずにそのままベッドに入ります。
翌朝、彼女が目を覚ますとルームメイトが殺されていました。
そして、壁には「電気をつけなかったお陰で命拾いしたな」と血文字で書かれていたのです……。
まさに、今回のローリそのままですよね。
日本でも少し似た話があり、有名なので聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ベッドの下に斧やナイフを持った人がいることに気付いた友人が、ちょっと飲み物でも買いに行こう、なんて言って部屋から連れ出す都市伝説。
バリエーションは色々ですが、機転を利かせた友人などのお陰で命拾いするというものです。
どちらにしても、命の危機に気付かないまま、何かの理由で助かった後にそのことに気付く、というのがものすごく怖い都市伝説だと思います。

「13日の金曜日」のジェイソンは、フックマン伝説が元ネタだという噂もあるみたいですが、どこからその噂が出たのかソースが見つけられなかったので、どこまで本当なのかは分かりません。
確かにジェイソンもカップルを狙っていましたが。
ジェイソンと言えばチェーンソーというイメージが強いですが、実は映画ではチェーンソーを使ったことがないというのも、最近ではよく知られた話になってきました。
ちょっと前には、映画で戦った「エルム街の悪夢」のフレディともども美少女になってフィギュアも発売されていました。

話がそれてしまいました。
私たちにはあまり馴染みのない都市伝説ですが、フックマン伝説はアメリカではよく知られており、キャンプで語られることが多いのだそうです。
キャンプで自然の中にいて、明かりの少ない中こんな話を聞かされたら、めちゃくちゃ怖そうです。

悪霊の臭いはオゾンの臭いらしいけど、それってどんな臭い?

Free-Photos / Pixabay

劇中、ディーンとサムがフックマンの現れた場所で、その残り香としてオゾンの臭いがするなんて言っていました。
日本でも霊には臭いがあって、霊臭と呼ばれているようですが、アメリカでもそういう話はあるのですね。
良い霊だといいにおいがすることもあるようですが、悪霊だとやはり強烈なよくないにおいがするようです。
では、肝心のオゾンの臭いとは、どんな臭いなのかですが。
特徴的な刺激臭がする、生臭い、と、あまり良いにおいではありません。

オゾンは猛毒なので高濃度なオゾンを吸い込むと内臓がやられてしまいます。
どんなにおいか気になるから、と興味本位で吸い込んで良いものではなさそうですね……。
そんなオゾンですが、成層圏にオゾン層がないと私達に大きな悪影響があるんですから、複雑です。
もっとも、酸素だって濃すぎると私達は生きていけなくなるので、何事も中庸が大事ということなのでしょう。

それにしても、今回はサムがちょっとだけロマンスの気配を漂わせていましたが、お相手がお相手なのでこれからのサムの女運のことを考えずにはいられません。
事件は無事に解決されましたが、あんまり後味は良くないですよね。
あまりに潔癖すぎるのも、考えものです。

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