この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
今回は、サムが見た夢から始まります。
ちょっとだけ全体としての話が進む、そんな回です。
ネタバレも含みますので、ご注意ください。
あらすじ、感想についてはたたんで最後の方に置いています。
原題は「Nightmare」で意味は「悪夢」です。
サムが悪夢で見たミシガン州サギノーへ
今回、ディーンは夢を見て飛び起きたサムに起こされ、深夜にもかかわらずインパラを走らせ2時間くらいかけてサギノーへ向かいます。
サギノーはこの辺り。
街の中心辺りに大きな動物園があり、また南北に二分割するかのように川が流れています。
意外と日本とも繋がりがある街で、1961年から徳島市と姉妹都市になっています。
また、四国大学と姉妹校になっているサギノーバレー州立大学もあります。
女子プロテニス界にパワーテニスを持ち込んだとも言われるセリーナ・ウィリアムズの出身地としても知られています。
この他、プロのバスケットボール選手を何人も輩出していますし、歌手のスティービー・ワンダーもこの街出身です。
小ネタ
今回はあまりネタもなく、念動力もポピュラーなのでちょっとした小ネタがいくつかあるくらいです。
マクレディ刑事
マクレディ刑事とは、サムがナンバープレートについて調べる時、バッジナンバーとあわせて名乗った名前です。
これは、日本未公開らしきホラーコメディ映画「Hobgoblins」の登場人物から来ているようです。
監督はリック・スローン。
彼の映画は、日本ではそんなに有名ではないのか、探してみてもあまり情報がありませんでした。
ちなみに、ナンバープレートを照会する時にサムがフォネティック・コードを使っています。
フォネティック・コードについては、以前こちらの記事で詳しく書いていますので、興味があれば。
スプーン曲げ
スプーン曲げは、日本でも一大ブームとなりました。
ユリ・ゲラー本人も来日して、今でも超能力と言えばスプーン曲げ、といった雰囲気があります。
ただ、スプーン曲げは手品でも可能なので、本物の超能力なのかどうなのかは誰にも分かりません。
ユリ・ゲラーのスプーン曲げに関しては今では手品だと言われていますが、彼はCIAが関係するテレパス能力の実験では説得力のある結果を出したともされています。
超能力に関しては、本当にあると思っていたほうが夢があると思うので、個人的にはあって欲しいですね。
あらすじ
がっつりネタバレなのでたたんでおります。
ある男性が自宅ガレージに車で戻ったところ、閉じ込められた上に充満した排気ガスのせいで死んでしまいます。
しかし、それはサムが見た夢。
サムはただの夢とは思えず、半信半疑のディーンを説得してミシガンへ。
道中、夢で見たナンバープレートをたよりに警察に問い合わせて被害者の身元が判明。
2人で調査を始めますが、悪魔や霊の仕業だと示す証拠が出ないため、首をひねることに。
さらに調べを進めていくうち、実は虐待を受けていたマックスが超能力によって起こした事件だと分かります。
しかもマックスの母親も、メアリーやジェシカとまったく同じ、天井にはりつけにされて燃えるという死に方をしていたのです。
サムは自分とマックスは何かをなすために選ばれたのでは、と考えますがマックスはずっと虐待を受けていたせいでサムの説得も通じません。
ディーンまで殺されそうになり、これまで予知夢を見るだけだったサムも念動力を発動させました。
結局、マックスは自殺してしまい……。
感想
個人的な感想です。
興味がある方はどうぞ。
メアリーやジェシカの死について、ますます謎が深まります。
これまで予知夢や霊視くらいだったサムの超常的な能力も、さらに念動力が使えると判明しました。
まだ自分でコントロールすることはできないサムですが、今後が気になりますよね。
サムやマックスは一体何に、どうやって選ばれたのか。
ジョンは何を知っているのか、一体どこにいるのか。
何かが分かったようでいて実は全然分かっておらず、謎が増えただけな気もします。
ただ、確実に話は動いているので、シーズン1終盤に向けての伏線なのかな、とも思わされます。
それにしても、念動力は使いようによってはすごく便利そうです。
ちょっとだけ、使ってみたいです……。
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