月夜のひまつぶし

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SUPER NATURAL 海外ドラマ

スーパーナチュラルの登場人物たちについて/彼らの特徴や魅力

投稿日:2018年5月28日 更新日: 閲覧数:1

スーパーナチュラルの登場人物たちについて/彼らの特徴や魅力

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

2018年5月28日現在、シーズン10まで見ての所感です。
見ているのは吹き替え版なので、字幕で見ている方とはセリフが若干違っている可能性もあり、そのせいで受け取った印象が違う部分もあるかもしれません。
スーパーナチュラル本編について、深く突っ込んでいるところもありますので、「まだそこまで見てないよ!」という方はご注意ください。
それとは全く関係ありませんが、個人的にはカスティエルが大好きです。

スパナチュのメインキャラクターについて

いわずとしれたウィンチェスター兄弟についてです。
2人について思うことなど。

ディーン・ウィンチェスター

まずはディーンからです。
スーパーナチュラルはディーンとサムの兄弟愛、家族愛が根幹にある物語だと感じています。
特にディーンは普段から兄弟なんだから、自分は兄だからと必要以上に頑張っていることも多いように見えます。
シーズン1など物語序盤では時々、自分にもやりたいことがあったようなことを言っていますが、途中からはそんなことなかったかのように振舞っています。
物語が進むにつれて、それどころじゃなくなっていくからなのか、諦めてしまったのか……。

リサと一緒に暮らしている間などは、普通に仕事に就いているだけでなく、料理している姿も見ることができます。
普段、狩りをして旅をしている姿だけだと、料理ができるようには全然見えなかったので結構びっくりしましたし、意外でした。
この時に料理を覚えたのか、賢人達の隠れ家で暮らし始めると、時々何かしら料理をしている様子なのも、何となく不思議な感じがします。

父親を尊敬しているのに、父親はいつも自分のことよりサムのことを気にかけている、と感じていたようでサムに対しては色々と複雑な感情もあるようですね。
実際にジョンはサムをかなり気にしていましたが、これはやはり黄色い目の悪魔のことも大きかったのではと思いますが、ジョンの本心はどうだったのか…。
ただ、ディーンはそんなこと知りませんから、ちょっと可哀想な気もします。
何にしても、他の人物からも時々指摘されるように、父親に憧れて色々な面で大きく影響を受けているのが興味深いところです。
そんな彼が地獄での責めに屈服してしまった後、父親は同じことをされても屈服しなかったことを聞かされた時の気持ちを考えると、こちらまで悲しくなります。

それにしても、サムもですがディーンもかなり不幸というか不運ですよね。
あんな性格なので、ほとんど弱音を吐くことはありませんが、実のところかなりきついだろうなと思います。
これからのシーズンでもきっと、色々苦労するんだろうなとも。

サム・ウィンチェスター

スーパーナチュラルは、そもそもサムが黄色い目の悪魔に目をつけられ、母親であるメアリーが命を落としたことから始まっています。
そのせいでサムは母親と過ごすこともなく、普通の家族というものをほとんど知らずに育ちました。
このせいか、ディーンよりも家族というものに対してはドライに見えることがあります。
ディーンと違って、家族の記憶が父親とディーンと狩りをしながら移動し続けているものしかないんですから、当たり前な気もしますがディーンはそこまで考えがいたらないのか、時々揉めていましたね。
ディーンはいいお兄ちゃんだと思いますが、割と大ざっぱなので仕方ないと言えば仕方ありません…。

それにしても、サムはディーンにも他の人にも色々隠してコソコソしてしまうところがあって、時々見ていてイライラする時もあります。
隠す気持ちも分からないではないですが、そのせいでディーンと何度も喧嘩になっただけでなく、兄弟の仲も危うくなっても変わらないのが何とも……。

そして、サムは女運が非常に悪いです。
ジェシカはともかく、その後好きになった女性、関係を持った女性は、本当ならサムが退治すべき怪物や悪魔が多いのです。
珍しく普通の女性と恋に落ちたかと思ったら、亡くなったと思っていたその女性の夫が生きていたと連絡が来るとか、どこまで運がないのかと言いたくなります。

それにしても、今後サムはどうなってしまうんでしょうか。
サムに何かある時は大体、ディーン以上にダメージが大きい気がするのでちょっと心配です。
ディーン、サム、ディーン、サムと順番に何か起こっている印象ですし、次はまたサムに何かあるのではとハラハラしながら見ています。

VABo2040 / Pixabay

兄弟以外の主なキャラクター達

ジョン・ウィンチェスター

ディーンとサムの父親ですね。
元海兵隊で、メアリーを亡くしてからは2人の息子に狩りを教え、戦い方や生き方も教えたようですが父親として見ると、割とひどいところもあるように思います。
後になるとジョンが実は父親に捨てられたと感じながら育ってきた、ということが分かりますが、この辺も関係しているのかなと深読みしてしまいますね。
さらには、ハンターと対極とも言える賢人の家系だったことも判明しました。
今後、この辺の話がさらに何か出てくるのかなと、少し期待しています。

ジョンについては、意外と直接的な描写が少ないようにも思いますが、忍耐強くてメアリーを深く愛していたことは分かります。
2人の息子を連れ回し、狩りを教えたことについてはマイナス面も大きいですが、ジョンがハンターになった以上はそうしなければならない理由、というのもかなり大きかったと思います。
退治した怪物の関係者から復讐される、という可能性については実際に作中でも何度か触れられていますから。

ちなみに、ジョン役の俳優さんはウォーキング・デッドの二ーガン役もされています。
スパナチュでは、厳しくも家族のために命を投げ出す父親という役どころなので、二ーガンを見ると少し複雑な気持ちになります。

メアリー・ウィンチェスター

ディーン達の母親ですね。
ディーン達が天使の力で過去に戻った時、若い頃のメアリーと会いますが、実はハンターの家系だったことが判明した時には本当に驚きました。
ウィンチェスター邸では霊になったメアリーと再会しましたが、短い時間だけの再会でしたし、若い頃のメアリーの方が出番は多いのではないかと思います。

若い頃のメアリーは、かなり勝気でスパナチュ第1話で見た時のイメージとは少し違いました。
そして、ゴリゴリのハンター家系だったことから、キューピッドがジョンとくっつける時に苦労したと話していたくらいなので、ジョンと結ばれるまでにも何かあったのかもしれません。
その辺りのことをもっと詳しく知りたい気もしますが、今の物語の流れからすると望み薄かなと思います。

ボビー・シンガー

ジョンが退場してからは、ディーンとサムの親代わりとしてよく登場します。
他の人からはボビーと呼ばれていますが、実際はロバートが正しい名前です。
ボビーはロバートの愛称のようですね。
ロバートからどうしたらボビーになるのかは、日本人である私たちにはよく分からないところではあります。
ちなみに、この名前はスパナチュの製作総指揮を担当しているテレビプロデューサーのロバート・シンガーから来ています。
作中でも、そういった話が出ていましたね。

口は悪いですが、ディーンとサムのことを誰よりも心配しています。
厳しさが強く出ているジョンと違い、子供時代のディーンに対して子供なんだから遊ぶべきだ、とキャッチボールに誘っていたのが印象的です。
後に、ボビーも幼少期に複雑な家庭環境にあったことが判明します。
瀕死になった時、何とか生きようともがいてルーファスの幻影を生み出し、その助言に従い幼少期の想い出と向き合うべきなのに、なかなかこれができませんでした。
その後私達が見たのがボビーの記憶のままだったとしたら、それも仕方ないと思わざるをえません。
それくらい、ボビーの過去の記憶は衝撃的でした。
色々と悩みながらディーン達と接していたんだろうな、ということを強く感じました。

個人的にボビーもかなり好きなキャラなので、リヴァイアサン編は結構きつかったです。

カスティエル

スパナチュで初めて登場した天使で、ディーン達からはキャスと呼ばれています。
悪魔がいるんだから天使がいてもおかしくないのでは、と思いますがディーン達はなかなか信じませんでしたね。
私達がイメージしている天使とはかなり違い、感情があまりないというか命令に従うことを最優先させている感じがありました。
カスティエルはディーンと関わるうちに、かなり人間ぽくなっていきますが、それでも人間のようにとはいかないし、かといってもう天使とも違っているという複雑な存在になっていったように思います。
基本的に善良で人間を救いたいと思っていて、そのせいで騙されてとんでもないこともしますが、何故か憎めません。

サムよりディーンとの関わりが強く、ディーンとは本当に親友で家族のようになっていきます。
それなのに、暴走した時はディーンにさえ隠し事をしてしまっていたのが悲しかったです。
正直、天使の能力は割りとチートに近いと思うんですが、ディーンとサムの敵がただの怪物だけではなくなっていく以上、天使の能力がなければとても戦っていけないだろうなとも思います。
天使の本来の姿は人間には見ることができず、地上では全員が人間に許可を得てから器とするわけですが、実際の天使の姿、実際のカスティエルの姿はどんなものなのか、とても気になります。
本編中、カスティエルが自分で言っていた話では、かなり大きいらしいですが。

いつも着ているトレンチコートが特徴的ですが、本人も気に入っているんでしょうか。
今後もずっと、ディーン達の助けになって欲しいものです。

クラウリー

十字路の契約の悪魔でしたが、ルシフェルの騒ぎの後、魔王になりました。
サムのせいで悪魔なのに人間らしさを持ってしまい、色々と苦労しています。
ディーンが悪魔になった時は親友のように振る舞い、その後もディーンには弱くなってしまいましたね。
意外と2人は気が合うのかもしれません。

サムに治療を施される前は、ひたすらに性格の悪い悪魔という感じでした。
悪魔なので当たり前なんですが、やり口がひどくて厭らしいです。
ケヴィンに石板の文字を解読させるために拷問したり、自分の息子が人質になっても困らないと豪語したりと、ろくでもないのが悪魔らしいです。

シーズン10の後半では、サムのせいで悪魔らしさを思い出したのか、魔王らしい凄みを感じました。
今後、またディーン達の邪魔ばかりする悪魔に戻ってしまうんでしょうか。
人間らしさがあるクラウリーは意外と嫌いじゃなかったので、そうだとしたら少し残念です。

Zorro4 / Pixabay

その他のキャラクター達

エレン

ハンター達が集まるバーの女主人で、自らもハンターです。
どうやら、ジョンのせいで狩りの最中に夫が亡くなったようで、ウィンチェスター兄弟に対してもあまりいい顔はしていませんでした。
とにかく娘の心配をしていて、怒るとかなり怖い女性ですが、裏表があるタイプではなく好感が持てます。
何だかんだ言いながらも、ディーン達に協力してくれるあたり、良い人なんだと思います。

ジョー

エレンの娘。
ディーンに憧れていたようです。
母親の反対を押し切り、ハンターになりたがって最終的にはハンターになりますが……。
エレンと2人で地獄の猟犬と戦ったシーンは、涙なしでは見れません。

チャック

預言者として登場した作家。
ディーンとサムのことを小説にしていて、本人も自分が考えた空想の話だと信じていたようです。
しばらく出てこない間に、もう死んだのではと思われていましたが、高校でスパナチュのミュージカルを上演する回で唐突に再登場しました。

また登場するんでしょうか。
本当にただの預言者なのか、怪しくなってきた気もします。

ケヴィン

預言者。
優等生で頭が良く、将来はアジア系初の大統領になりたいと言っていましたが、預言者に選ばれたせいで悪魔や天使から追われる羽目に。
あげく、リヴァイアサンからも狙われて散々な目にあいます。

彼女も巻き込まれ、母親も巻き込まれて本当に可哀想になってきます。
ディーンとサムにとって、弟のような存在になっていきますが、さらにひどい目に……。

チャーリー

スーパーハッカー。
リヴァイアサン編から登場して、意外に登場回数は少なかった気もしますが、強烈な個性でかなり記憶に残るキャラだと思います。
ディーン達の妹のような存在になり、色々と重要な役割を果たしてくれます。
男性には興味ないようです。
女の子と出会えるからとLARPに参加して女王をやっていたのは、チャーリーらしいと思いました。

オズの国に行ってしまって、もう登場しないかと思っていたら再登場しましたし、ディーンの大きな助けになりますが……。

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