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この記事のもくじ
ブランドン・スターク
第四子、次男。
物語が始まった当初で10歳です。
亡くなったネッドの兄から名前をもらっています。
高いところに登るのが大好きで、いつか強い騎士になってロブを助けていきたい、と夢見ています。
ウィンターフェル城のあちこちに登っては、キャトリンに叱られていました。
しかし、見てはいけないものを見てしまい……。
物語が始まった当初では、アリアより弓の腕で劣っていましたがアリアの方が年上なので、仕方ない気もします。
ブランのダイアウルフの名前はサマー。
サーセイとジェイミーが、他人の城に来てまで関係を持っているところを見てしまったせいで、窓から突き落とされてしまいます。
そのせいで下半身不随になり、夢見ていた騎士にはなれなくなってしまいました。
弱者に優しいティリオンのお陰で馬には乗れていましたが、今では壁の向こうでさまよう日々。
ホーダーやオシャとも離れてしまいましたし、これからどうなることやら。
今やスターク家の後継者というより、三つ目のカラスとしての役目を継がなければなりません。
全く足が動かないブランですが、壁の向こうで生きていけるんでしょうか……。
リコン・スターク
第五子、三男。
物語が始まった頃は、まだまだ小さな子供です。
ブランのように弓の練習をするような場面も見られません。
スターク家で1番年下の子、と思っていれば間違いないでしょう。
リコンのダイアウルフの名前はシャギードッグ。
リコンに関しては、正直ネタバレなしで説明するのはかなり難しい気がします。
序盤はほとんど出番がありませんので……。
以降もそんなに出番が多いわけでもありません。
ロブがウィンターフェルを留守にしている間、ブランが代理を務めて様々な苦情を聞いている時も隣でガサガサしていたくらい、幼い子なので仕方ないかも。
ブランと分かれた後、気付いたらオシャと一緒に捕まっていて、一体何があったんだと聞きたいです。
本物である証明として、シャギードッグの首だけゴロンと出されていたので、捕まる時に殺されてしまったんでしょうね。
本当に何があったの……。
その他のスターク家関係者
シオン・グレイジョイ
シオンは本来、グレイジョイ家の人間なのでここでは詳しくは書きません。
かつて反乱を起こしたグレイジョイ家が降伏した際に、人質としてスターク家に来ました。
しかし、ネッドの性格ゆえか、子供たちとは兄弟同然に育てられます。
ジョンに対する態度がきついです。
ホーダー
スターク家に仕える大男。
巨人族の血を引いているのでは、と言われています。
何故か、「ホーダー」としか言えないので慣れていないと意思の疎通が難しいことも。
ブランが三つ目のカラスとして修行している時、やっとホーダーのことが分かり始めます。
以前は普通に話せたこと、ある日突然倒れて以来「ホーダー」としか言えなくなったこと、本名は別にあったこと。
ただ、何故「ホーダー」なのかは彼が死ぬときまで分かりませんでした。
その理由については、日本語訳に無理がありすぎて、正直どうかなと思います……。
本来は「Hold the door」から「ホーダー」なのでそれなりに納得がいくんですが、吹き替えだと「僕だー」ですから。
そこはもう少し考えて欲しかったところです。
ずっとブランの足代わりとなってくれていたので、ホーダーがいなくなってしまって、ブランは苦労しそうです。
オシャ
野人の女性。
スターク家に仕えています。
ブランが見るようになった夢に出て来るカラスについて、何か知っているようですが教えてくれません。
ウェスタロスの人々とは違った文化、考え方を持っています。
オシャは、ここに入れるだけで割りとネタバレですよね……。
襲ってきたけど仲間になるんだな、って分かってしまいますから。
しかし、外すわけにもいかないので入れてあります。
シオンが裏切って城を占拠した時には、色仕掛けでブラン達が逃げる隙を作ったり、ブランのことを「私の全て」と言ったり、登場したばかりの時からは想像もつかない変わりようです。
一体何があってそんなに変わったのやら。
スターク家によくしてもらって恩を感じたから、というだけでもないような気がします。
少しだけ語られた、オシャの過去に関係してるのかもしれませんよね。
メイスター・ルーウィン
メイスターは称号です。
ウィンターフェル城でスターク家に仕え、ネッド達に様々な助言を行います。
ブランやアリア達の教育係も務め、薬の調合を行ったり診察したりと医師のような役割も果たしています。
シオンが攻めてきた時も、何とかいさめようとしていた人です。
結局殺されてしまいましたが、ずっとブラン達を心配していました。
年齢的に、孫のように思っていたかもしれません。
ウィンターフェルはシオンとラムゼイのお陰で壊滅的なダメージを受けましたが、その後の復興でかなり必要な人材だったのではと思います。
ネッドもロブもキャトリンもいませんから、スターク家の再興を考えるなら、生きていてほしかった人です。
タリサ
ロブが起こした戦の場で、敵味方関係なく傷の手当を行っている女性。
ヴォランティス出身で、医療を学ぶためにウェスタロスへ来ました。
タリサも大概、存在がもうネタバレのような人です。
登場して割りとすぐにロブと恋に落ち、結婚します。
この結婚でフレイ家を敵に回し、スターク家の運命が更に悪化してしまうわけです。
しかし、妊娠しているのにお腹を刺してくるあたり、フレイ家も無茶苦茶ですよね。
いくら腹が立ったとは言っても、普通ならそんなことできないと思うのですが……。
おまけとして
ダイアウルフについてです。
ネッドがナイツウォッチからの逃亡者を追って行った先で見つけ、スターク家の紋章もダイアウルフであり、スターク家の子供達と数が同じだったことで子供たちが飼い始めます。
このダイアウルフ達、実はとても象徴的な役割を果たしているのだそう。
ネタバレを含むので畳んでありますが、未見でもネタバレが大丈夫な方は是非これを頭の片隅にでも置いて視聴してみてください。
ダイアウルフは、スターク家の子供たちと同じ数だけいて、それぞれに1頭ずつ与えられました。
そんなダイアウルフですが、実はスターク家の人間としての彼らを表している、という話があるのです。
ロブならグレイウィンド、ジョンならゴースト、というように。
そして、ダイアウルフが死ぬ時、スターク家としての彼らが死ぬ、もしくは実際に死んでしまうというのです。
これをふまえて振り返ってみると、まず最初に死んだダイアウルフはレディでした。
この時、スターク家の人間としてのサンサは死んだということになります。
ラムゼイの一件の後、ウィンターフェルに戻ってきてはいますが、もうスターク家を継ぐ人間ではないということなのかもしれません。
もしかしたら、例外になる可能性もありますが、どうでしょうか。
次に死んだダイアウルフはグレイウィンドです。
この場合、ロブは実際に殺されていますので、合っていますよね。
その次は、シャギードッグ。
こちらも、リコンがラムゼイに殺されているので、合っています。
さらにその次はサマーです。
死体がないのでワンチャンあるかもしれませんが、あの状況ではまあ死んでいるでしょう……。
ブランは三つ目のカラスとなっていますし、スターク家に戻ってくることもなさそうなので、そういう意味でスターク家の人間ではなくなったと言えます。
残ったダイアウルフは、ゴーストとナイメリア。
ゴーストはともかく、ナイメリアはアリアが逃がしてからずっと消息不明でした。
シーズン7で再登場したそうですが、まだシーズン6までの視聴なので、実は知らないのです。
こうなってくると、ジョンかアリアがスターク家を何とかするのかな、と思えますがジョンはナイツウォッチなのでアリアの方が濃厚なんでしょうか。
2頭と2人には、注目していきたいところです。
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