月夜のひまつぶし

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【ゲーム・オブ・スローンズ】登場人物解説−スターク家−

投稿日:2018年6月13日 更新日: 閲覧数:3

【ゲーム・オブ・スローンズ】登場人物解説−スターク家−

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

ゲーム・オブ・スローンズは登場人物が多いので、ごっちゃになってよく分からなくなってしまう、という人も多いようです。
私も最初はなかなか覚えられず、「これ誰だっけ?」となってしまってネットで調べながら見ることもありました。
そこで登場人物について、それぞれの家ごとに分けて説明していきたいと思います。
ネタバレは極力避けていますが、存在自体がネタバレのような人もいますので、気になる方はご注意ください。
ネタバレ込み説明はたたんでいますので、平気な方だけご覧ください。

スターク家について

紋章 ダイアウルフ
標語 冬来る
領地 北部一帯
本拠地 ウィンターフェル
当主 エダード・スターク
信仰 先祖と同じ古代の自然の神々

スターク家はとても古い家柄です。
海を渡ってターガリエン家がやってきて、ウェスタロスを統治し始めるまでずっと「北の王」として北部を治めていました。
その期間は何千年にも及びます。
北部のさらに北とウェスタロスを隔てる壁を作ったという、建設王ブランドンの子孫でもあります。
さらに、「最初の人々」の末裔。
今も北部を治めていることに変わりはありませんが、あくまでも王都キングズランディングにいる王から北部を任された、北部総督という位置づけになっています。
その家訓である「冬来る」は北の大地の厳しさをよく知り、そんな厳しい土地で過ごしている彼らならではでしょう。
詳しい意味については作中で語られていませんが、使い方を見ていると「辛い、厳しい状況であっても耐えねばならぬ」のような意味合いではないかと思います。

領地は北部一帯ですが、スターク家だけで治めているわけではありません。
スターク家と主従の誓いをかわした他の諸侯達が分割して治めています。
彼らは困ったことがあると、スターク家を頼ります。
代わりに、スターク家に何かあれば兵を出して戦うのです。
スターク家を徳川家にたとえるならば、諸侯は他の大名達みたいなものです。

ゲーム・オブ・スローンズのメインキャラが何人もいます。
具体的には、ジョン・スノウロブサンサアリアブランあたり。

エダード・スターク

当主です。
正式にはエダードですが、作中ではよくネッドと呼ばれています。
妻はキャトリン
名誉を重んじ、時に厳しく、時に優しい性格です。
第1話の冒頭で、逃亡してきたナイツウォッチを捕まえた時、自ら刑の執行を行っているあたりからも、その人柄が窺えます。

兄ブランドンと父リカードは、狂王エイリス・ターガリエンに処刑されています。
きっかけは、妹リアナがレイガー・ターガリエンに誘拐され、これに抗議したことです。
元々はネッドの親友であったロバート・バラシオンとリアナが婚約していました。
結局、リアナは死んでしまいましたが、新たに王となったロバートとネッドが仲良しなのは、元々親友だったこともありますが、一緒にリアナを取り戻そうと狂王と戦ったことも関係しているのでしょう。

妻であるキャトリン以外の女性との間の子として、ジョンがいます。
ジョンは、リアナを取り戻しに行った旅の途中でできた子とされています。
しかし、旅の途中でそこらの旅籠の女と子供を作るなんてネッドらしくないと言われています。

弟、ベンジェンはナイツウォッチでファーストレンジャーを務めています。


名誉を重んじ、情け深い性格なせいでサーセイに逃げる機会を与えてしまい、逆に全てが崩壊するきっかけを作ってしまいます。
双子で関係を持っていることに気付いたネッドがサーセイをゆさぶったことで、ロバートは殺されネッド自身も捕縛されました。
北部を敵に回したくないサーセイの思惑をよそに、ひたすら残虐で考えなしなジョフリーによって処刑されました。
お陰で北部が一致団結して立ち上がりましたが、ロブの失敗でどんどん事態は悪化していきます。
まだまだ、ネッドがいなければいけなかったんですね、スターク家。

キャトリン・スターク

ネッドの妻で、元はタリー家の人間です。
元々はネッドの兄、ブランドン・スタークと結婚するはずでした。
しかし処刑されてしまったので、ネッドと結婚することに。
今ではそんな経緯があったとは思えないくらい、愛し合っているように見えます。

子供達を守るためなら我が身さえ犠牲にしますが、ジョンに対しては複雑な思いがあるようです。
ジョンにだけ冷たいのは、彼がネッドの不義の証だからでしょう。
かなり強い女性だと思います。
身体的にではなく、精神的に。

ライサ・アリンは妹。


ブランの暗殺に関係したと疑って、ティリオンを拉致しに行くあたりを見てもかなり行動的です。
ロブが殺されそうになっている時、人質を取りますが全く意に介さないフレイ家の人々のせいで、慟哭しながら人質の喉を掻き切る羽目に……。
リトル・フィンガーことピーター・ベイリッシュにずっとストーキングされています。
その割に、ピーターは無茶苦茶するので意味が分かりませんが。

ロブ・スターク

ネッドとキャトリンの間の第一子で、跡継ぎ。
長男ですね。
初期はサンサとアリアが目立っているせいか少し影が薄いですが、シーズン2では色々と動きます。
ネッドがいなくても北部をしっかりまとめ、きっと良い領主となれるであろう片鱗を見せます。
ロブのダイアウルフの名前はグレイウィンド。


後に、ロブはネッドの仇討ちのために戦を起こしますが、そこでフレイ家と「娘の1人と結婚する代わりに橋を通してもらう」という約束をします。
しかし、タリサと恋に落ちてしまったロブはこの約束を反故にし、タリサと結婚してしまいました。
このせいでキャトリン、タリサ、ロブとタリサの子もろとも殺されてしまうことになります。
ロブは軽率すぎるのでは、と世間で言われてしまうことにもなりました。
せっかくいい感じに戦も進んでいたのに、ロブが恋に落ちたことで一気に形勢逆転してしまったんですよね……。
せめて妊娠中のタリサは連れて行かなければ、次の世代のスターク家は確実に1人生まれていたはずです。
もう少し警戒して欲しかったところです。

ジョン・スノウ

ネッドの落とし子。
キャトリンはジョンを愛そうと努力はしたようですが、どうしても上手くいかず冷遇されて育ちます。
それでも、ネッドのことは尊敬していますし、兄弟達はジョンが落とし子だからと言って、そこまで冷たく当っているわけでもない様子。
ネッドの弟、ベンジェンにも可愛がられ、剣の腕も達者です。
そして、ジョンはナイツウォッチになるため、壁へと向かいます。
性格はネッドに似ているように思いますが、まだ若いので世間知らずだったり無茶だったりするところも。
母親が誰か知りたいようですが、どうなることやら……。

ジョンのダイアウルフの名前はゴースト。
ゴーストの名前の由来は、気配を消して気付かれずに近付くから、ということのようです。


ロブが死んでしまって、ブランが三つ目のカラスになり、リコンも死んだ今となっては、スターク家を継げる男子はジョンだけです。
女性が後継者になるのであれば、まだサンサもアリアもいるのでどうにかなりそうですけれど、どうなんでしょうか。
ドラマではジョンの出生の秘密が明らかになりましたが、既にナイツウォッチになっているので、どっちにしても跡継ぎとして考えるのは難しそうでもあります。
一軍を率いる将でありながら、弟を助けようと単騎駆けしてしまうような人だからこそ、皆がついてくるのかもしれませんが、ハラハラします。
そして、5人に刺されたのに生き返ってますが、何故生き返るのかですよね。
ブラザーフッドのベリックもですが、共通点があるようにも見えず、謎です。

サンサ・スターク

第二子、長女でロブの妹。
北部での生活があまり好きではないのか、王都に行きたくてたまらないという様子を見せています。
恋に恋しているようなところもあり、王都でのきらびやかな生活に憧れています。
キャトリンの若い頃に似て美人で、刺繍や裁縫が得意。
ドレスも自分で作ってしまいます。
アリアにイタズラされては怒っていますね。
女性らしい女性、という感じです。

サンサのダイアウルフの名前はレディ。
サンサらしい名前かなと思います。


見た目はかっこいいジョフリーに恋し、彼と結婚が決まってすごく喜んでいましたが、ここから彼女の不幸が始まります。
ジョフリーは歪んだ性癖の持ち主で、狂王と呼ばれたエイリスのような残虐な性格でした。
そんなジョフリーに玩具にされ、ジョフリーが婚約破棄してくれて、花の騎士ロラス・タイレルと婚約できたかと思ったらティリオンと結婚になり、やっとジョフリーが死んだと思ったら、逃亡生活する羽目になって、シオンの人格を壊したラムゼイと結婚させられ、虐待を受ける日々を送り……と、ろくでもないことしか起きていません。
挙句の果てに、ベイリッシュ公にはキャトリンに引き続いてストーキングされる羽目に。
ラムゼイ討伐の後、ようやく少したくましくなったかなと思いますが、心が壊れていないか心配ですね……。

アリア・スターク

第三子、サンサの妹で次女。
サンサと対照的に活発で男勝りというか、おてんばというか。
サンサはタリー家の血を濃く引いているようですが、アリアはスタークの血が濃いようですね。
ブランが弓の練習をしているところに割り込んでいったり、サンサにイタズラしたりと、実に自由奔放な性格です。
ジョンになついていて、一振りの剣、ニードルをもらいます。
色々な意味でサンサとは違う少女として描かれています。

アリアのダイアウルフの名前はナイメリア。


アリアは自由奔放な性格なのに、自分を殺さなければならない顔のない神々のところで暗殺者として修行します。
この辺りのエピソードでは、かなり観念的で地味な話が続くので、人によってはつまらないと感じたかもしれません。
結局、アリアは自分の名前も過去も捨てられず、ジャクエン・フ=ガーの元を去ります。
しかし、アリアが去る時のジャクエンの表情が気になります。
ほんの僅かにですが、笑っているように見えたのです。
もしかしたら、ジャクエンは最初から全てお見通しだったのでは、とも思いますが……どうでしょうね。
それにしても、真っ先にフレイ家のところに行ったあたり、やはり婚礼の席で身内が何人も殺されたこと、グレイウィンドが殺されるのを目の当たりにしたことは、アリアに大きな傷を残していたんだろうなと思います。
ネッドを目の前で処刑されていますが、さすがに王家の人間に近付くのは容易ではありませんから。



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