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恐怖ノ白魔人は、フランスのホラー映画です。
ネタバレありのあらすじ、感想はたたんでますので平気な方だけどうぞ。
「恐怖ノ白魔人」の作品概要
あらすじ
ダン、トム、ビクターの3人は学校でも不良少年として目をつけられていた。
彼らは学校をサボって廃墟になった映画のロケスタジオへ侵入。
そこには拉致されたとおぼしき女性が隠されていた。
警察にそのことを告げると、確認のために警察がその場所へと向かう。
しかし、そこには何もなかった。
警察に嘘つき呼ばわりされた3人だったが……。
3人とも、かなりの悪ガキといった感じです。
近所の人の納屋を放火しようとしたり、煙草を吸っていたり。
そんな彼らが、廃墟にあった車のトランクで見つけてしまった女性。
縛られているだけでなく、猿ぐつわまでかまされていて明らかに何かの事件が起きていることを示唆しています。
しかし、警察が見に行くと何もない…。
しっかり犯人が隠していたのですが、警察にはそんなこと分かりません。
彼らが帰った後、3人の落とし物を犯人に拾われてしまいます。
その夜、3人の家に犯人がやってきて1人ずつ殺されていきます。
この課程で、実は2人の家庭には色々と問題があったことが分かります。
犯人は、冒頭で何となく触れられている通り、戦争中に何らかのガスを吸ったことで遺伝子に問題が起きた男性の子供。
遺伝子異常のため、成長するにつれて常人とは違う様子になっています。
やたらと背が高くて真っ白なその犯人は、次々に人を殺していきます。
最後の1人の家にやってきた犯人は、その家の赤ちゃんを連れ去ろうとしている様子も見せます。
果たして、全滅してしまうのか、何とか反撃して助かるのかは、見てのお楽しみです。
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作品の概要
監督 | ジュリアン・モーリー アレクサンドル・バスティロ |
脚本 | ジュリアン・モーリー アレクサンドル・バスティロ |
出演 | アンヌ・マリヴィン セオ・フェルナンデス フランシス・ルノー |
公開 | 2015年10月24日 |
上映時間 | 88分 |
制作 | フランス |
レーティング | R18+ |
感想
この映画もニコ生ホラーで観ました。
フランス映画はあまり観ないのですが、割りと正統派ホラーという印象。
ただ、ちょこちょこギャグなのかな?と思ってしまう演出がありました。
白魔人の攻撃がちょっと気になった、というだけなのですが。
一応、冒頭で白魔人の生まれなどについては触れられていますが、結局何がそんなに問題だったのか、というのはもう少し説明があっても良かったかなと思います。
そこそこ面白いですが、ちょっと中途半端な印象も…。
それでも、監督さんは「屋敷女」や「リヴィッド」の人なので、ファンの人ならチェックしておいて損はないかと。
冒頭からいきなり、割りとグロいです。
最後の方になるまで、何で魔人なのかが分かりませんでした。
ただ背が高くて強くて白い殺人鬼?と思っていたら、実は…という展開。
でも、冒頭で白魔人のお母さんが半狂乱になっていた理由としては、少し弱いような気も。
その時点での姿が隠されているせいもあるかと思いますが。
白魔人の攻撃で何が気になるって、馬乗りになって手でペチペチ叩き始めるところです…。
結構なダメージがあるみたいなんですが、観ていて恐いというよりギャグ…?と思ってしまい…。
あと、意外と白魔人が脆くて、もっとこう頑丈で太刀打ちできない!みたいなのを想像していたので、拍子抜けしてしまいました。
あとは白魔人を相手にしている一家の様子もちょっと気になりました。
何故かトドメを刺さないのです。
そして、お母さんがすごく頑丈でした。
アジトまで追いかけていきますが、そこで急に父親と同士討ちする白魔人さん…。
そこはもっと頑張って怖がらせてほしかったかなと思います。
正直、白魔人よりその父親の方がやばい人なのでは、と思わされました。
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