【 スーパーナチュラル】第2話　闇と戦う旅出/ブラックウォーターリッジとウェンディゴ

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原題は「Wendigo」で、非常に分かりやすいんですが、何故か日本でのタイトルは「闇と戦う旅出」になっています。
海外ドラマに限らず日本語でタイトルをつける時、無理に独自性出さなくてもいいのでは…と思うことがあります。
深刻ではありませんが、多少のネタバレはありますのでネタバレを気にする方はご注意ください。
サムは色々あって大学を休学し、今回からディーンと狩りを続けていくことに。

サムが訪れるお墓のある場所

本題に入る前に、まずはこちらから。
サムがある人のお墓を訪れますが、そのお墓がある場所はカリフォルニア州パロ・アルト。

この辺りです。
サムの通っていたスタンフォード大学から近く、車で5分以内の場所です。

自然の中での狩り

今回の目的は、ジョンの捜索を続けつつ狩りをすること。
前回のお話でジョンが残したメモに従い、2人がやってきたのはコロラド州ロスト・クリーク、ブラックウォーターリッジです。

地図ではこの辺り。
ブラックウォーターリッジという地名は見つけられなかったんですが、サムが持っていた地図を見ると印がつけられているところには「Wildness Area」という文字もあり、名前が近いのでここかなと。
メモにあった座標で調べてみましたが、アリゾナ州辺りになってしまったので、わざとずらしているのかもしれませんね。
もしくは、私の調べ方がまずかったか……。

この近辺、地図を拡大してみるとよく分かりますが、自然がいっぱいです。
国立森林公園だとか国立草原があります。
国立草原と言われても、私たちには馴染みがなくてよく分かりませんが、きっと国が保護している草原なんでしょう。
コロラド州には、あの有名なロッキー山脈もあり、全体的に自然豊かな土地のようです。
平均標高もアメリカの中で1番高く、山岳地帯と言っても良さそうですね。
面積はアメリカにある50の州の中で8番目に大きいですが、そういった事情からなのか人口の多さでは22番目になっています。

ここではキャンプ中に襲われた人達の家族と一緒に、現場まで向かいます。
襲われる前、キャンプ中にDSで遊んでいるシーンがありましたが、タッチペンではなく指に何かつけてプレイしていて、少し気になりました。
調べてみると、どうやら指にはめて使うタッチペンというのがあるんだそうです。
最近ではスマホやタブレット用のものも発売されているようです。
家族が探しに来るのは、ビデオメール用に携帯でメッセージを録画していたらしいトミーです。
ただ、彼らはこんな何もなさそうなところでキャンプしていて、電子機器の充電はどうしていたんでしょうね。

ウェンディゴについて

グリズリーが出る地域ということで、痔持ちの森林警備隊などはグリズリーの仕業だと考えているようでした。
ディーンはスキンウォーカーやブラックドッグじゃないか、と言っていましたが結局はウェンディゴが相手だということが分かります。
これまでにもそれなりに経験を積んでいるらしい2人ですが、ウェンディゴに遭遇したのは初めてらしく、ジョンの手帳から情報を得ます。

スーパーナチュラルシーズン1第2話「闇と戦う旅出」ドラマ本編より

ウェンディゴというのは先住民の言葉で「人食い鬼」ということで、そのまんまです。
何百年も生きて、元は人間だとか。
人間が怪物になる、というのはいつの世でもどこにでもそこそこある話です。
詳しいことは本編で見ていただいた方が良いかと思います。

それにしても、ジョンはマメですよね。
記録をつけるのは大事なことですが、かなり詳しく絵や図も入っているようですし、狩りを続けながら子育てをしつつこの手帳に書き留めていたのだと思うと、なかなかすごいことなのではないかと思います。
上の写真のように、ウェンディゴについて書かれたページは文字がびっしりです。
これだけ書こうと思ったら、かなり知識がないと難しいのでは。
ジョンは腕の良いハンターであり、こういった記録を取ることにも熱心だったのではないか、ということが窺えます。

キーアイテム、照明弾

今回、照明弾がキーアイテムとなります。
ただ、私たちには馴染みのないものの1つでもあり、何となくしか分かっていない人も多いのではないでしょうか。
私は「よく分からないけど、多分照明に使うんだろう」くらいの認識しかありませんでした。
そこで、ちょっと調べてみました。

照明として使うために発射される弾のことというのは合っていましたが、それ意外にも信号として使うこともあるようです。
周囲を照らすため、普通の弾薬とは違ったものを使って作られています。
具体的には、硝酸ナトリウムとマグネシウムです。
マグネシウムは何となく、よく燃えるものだというくらいのことは知っていますが、硝酸ナトリウムとは？
こちらもよく燃え、マッチなどの燃焼補助、爆薬の成分などにも使われるということで、相当燃えるようですね。
これを空中に向けて撃ち、燃やして光を出すことで照明にするわけです。
とにかく、よく燃えるということは理解できました。
素人が迂闊に触ると、ちょっと危ないかもしれません。

次回へ

前回は手がかりを残してくれていましたが、今回は何も手がかりがありません。
今後、2人は一体どうしていくつもりなんでしょうか。
簡単に見つかることはなさそうですが、ジョンは何故いなくなってしまったのでしょう。
ジェリコで狩りの途中だったにもかかわらず、それを放り出してまで姿を隠さなければならなくなった理由とは。
色々と謎は深まるばかりです。

それにしても、情報収集のために2人して身分を偽って警察や森林警備隊に話を聞きに行きますが、なかなかギリギリなラインを攻めてますよね。
その場で怪しすぎるから、と連行されても文句は言えないのではと思いますが、上手くかわす2人です。
これもまた、ハンターとして生きていくには必要なスキルということでしょうか。
ハンターは大変ですね……。

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