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ゲーム・オブ・スローンズのフレイ家について、紹介していきます。
極力ネタバレを避けていますが、存在自体がネタバレのような人もいますので、気になる方はご注意ください。
ネタバレ込み説明はたたんでいますので、平気な方だけどうぞ。
フレイ家について
紋章 灰色地に青い波紋、その上に立つ双子城 | |
標語 我ら並び立つ | |
領地 リヴァーランド | |
本拠地 双子城、リヴァーラン城 | |
当主 ウォルダー・フレイ | |
信仰 七神 |
ウェスタロスで交通の要となっているトライデント川。
名前の由来はトライデント、つまり三叉槍のように3本に分かれているから。
それぞれ北から、グリーンホーク、ブルーフォーク、レッドフォークという名前がついています。
真ん中のブルーフォークが最も短くなっています。
グリーンフォークの要所にあるのが双子城で、フレイ家の拠点です。
フレイ家はグリーンフォークにかけた橋を渡る人達から通行料を取り、600年ほど前からその通行料のおかげで有力な貴族となりました。
北部から王都へ向かう時、必ずと言っていいほどトライデント川にぶち当たります。
迂回することも可能でしょうが、かなりの遠回りとなってしまいます。
他の名家と比べると比較的最近になって力を持った家でもあり、他の名家からは下に見られています。
ですが、トライデント川の要所をおさえているため、フレイ家が力を失うことは考えにくいでしょう。
タリー家に忠誠を誓っています。
タリー家は、キャトリン・スタークの実家ですね。
当主であるウォルダーだけでなく、その息子達もなかなかに性格が悪い感じです。
彼らはタリー家に忠誠を誓っているはずですが、キャトリンがロブと共にキングズランディングへ向かう際、すんなり通してはくれません。
兵を出してくれるわけでもなく、逆にロブと自分の娘の1人を結婚させろという条件を出してきました。
フレイ家は他の名家に比べて歴史が浅く、下に見られているのでタリー家とスターク家の血を引き、北の王と呼ばれ始めていたロブとの婚姻で地位を上げたかったのでしょう。
成り立ちやそれまでの経緯があるので仕方ない部分もあるかもしれませんが、あまり気高い気質の人達ではなさそうですよね……。
ウォルダー・フレイ
フレイ家の当主。
ロバートが反乱を起こした時、ロバートの勝利が確実になるまで動かず、わざと遅れて参戦しました。
このことから「遅参公」と呼ばれ、見下されています。
90歳にして未だ欲が衰えていないのか、15歳の少女を8人目の妻として迎えています。
これまでに7人の妻がいたわけですから、子供の数もかなりのもの。
孫と子供をあわせると100人以上という大所帯となっています。
狡猾で、怒らせると厄介な相手でもあります。
ロブが挙兵した際、自分の娘と結婚することを条件に、兵達を通してくれました。
しかし、ロブが約束を破ったためにウォルダーはラニスターと通じ、スターク家に復讐します。
その際、キャトリンがまだ若い妻を人質に取りましたが、「また若い妻を迎えることができるから好きにしろ」という感じでした。
実際、ロブはあっさり殺され、キャトリンはその報復として人質に取っていた少女の喉を切り裂きました。
その直後にキャトリンも殺されてしまいましたが。
そしてウォルダーは割りとすぐ後に、本当に9番目の妻を迎えています。
また若い女の子のようでしたが、ちょっとロリコン気味なんでしょうか……。
最終的にスターク家を惨殺した報いは受けます。
その時、どうも息子をパイにして食べさせられたのではないかと思う描写があるのですが、思わず封神演義の姫昌と伯邑考の親子を思い出しました。
それとはかなり性質が違う話ですが。
正直、娘達の名前さえきちんと覚えていませんでしたし、個人的にはちょっとどうかと思う人物ではあります。
ジョユーズ・フレイ
ウォルダーの8番目の妻。
15歳で90歳の男性に嫁ぎました。
ジョユーズは、フレイ家に忠誠を誓っている騎士の家、エレンフォード家の人間です。
キャトリンに人質に取られたのに、あっさりウォルダーに切り捨てられた可哀想な少女。
キャトリンはウォルダーでも妻に対しては愛情や執着があると思ったのでしょう。
実際には、まったくそんなことはありませんでしたが。
ローサー・フレイ
ウォルダーの息子。
長男ではありませんが、劇中でちょこちょこ出てきます。
ただ、影が薄くてなかなか覚えられません……。
長男ではないにしても、フレイ家とスターク家の話し合いに参加していることがあるので、息子達の中でウォルダーが能力を認めている1人なのかもしれません。
ちなみにロブの妻、タリサのお腹を刺して殺したのはこの人です。
シーズン6で報いを受けました。