月夜のひまつぶし

【ゲーム・オブ・スローンズ】登場人物解説−ブラザーフッド−

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ゲーム・オブ・スローンズのブラザーフッドについて、紹介していきます。
人数が少ないので迷うところですが、増えるかもしれないので……。
極力ネタバレを避けていますが、存在自体がネタバレのような人もいますので、気になる方はご注意ください。
ネタバレ込み説明はたたんでいますので、平気な方だけどうぞ。

ブラザーフッドについて

紋章 なし
標語 なし
領地 なし
本拠地 リヴァーランド、ホローヒル
リーダー ベリック・ドンダリオン
信仰 光の王

ブラザーフッドは「旗標なき兄弟団」のことであり、彼らはどの名家にも属しません。
元々はエダード・スタークがグレガー・グレゲインを捕まえるために派遣したベリック・ドンダリオンがリーダーです。
グレガー・グレゲインはその頃、タイウィン・ラニスターの命によって北部で大暴れしていました。
理由についてはネタバレを含むのでネタバレ込み説明のところで。
結局、ベリックは庶民の味方であり、シーズン2以降、どの名家も庶民の幸福など考えていないと感じ、ブラザーフッドを結成して庶民を守るために活動を始めました。

メンバーはたくさんいるようですが、ブラザーフッドの登場シーン自体がそこまで多くないので、名前があるキャラもそんなに出てきていません。
活動地域は主にリヴァーランド。


グレガー・グレゲインことマウンテンが大暴れしていたのは、キャトリンがブラン暗殺の黒幕だと疑ってティリオンを捕まえたから。
まだシーズン1を見始めた人にとってはネタバレですので、伏せておきました。
ラニスター家だから、それだけの理由でタイウィンはティリオンを拉致されたことでマウンテンに暴れさせていましたが、これがジェイミーだったらもっと大ごとになっていたかもしれませんね。

とにかく、ベリックはマウンテンを捕まえるために派遣されましたが殺されてしまいました。
それを復活させたのがミアのソロス。
ブラザーフッドの結成はロブが挙兵した後です。
戦に巻き込まれた庶民を守るために結成したブラザーフッドですが、五王の戦いが終わる頃には勝手な行動をする者も出始め、庶民を殺して略奪する者達まで出るように。
ベリックとソロスは彼らを処罰していますが、組織としてはきちんと機能しているとは言い難い気もします。

ベリック・ドンダリオン


ブラザーフッドのリーダー。
元々は彼も名家の出ですが、庶民のためにと野に下りました。
名家に対しては誰の味方でもありません。
庶民の味方です。

マウンテンに殺されてミアのソロスに復活させられてから計6回死んでいます。
アリアを連れたハウンドにも一度殺され、全部で7回に。
光の王は何故ベリックを復活させるのかは分かりません。
彼の復活の話をメリサンドルが聞き、ジョン・スノウが5人に刺されて殺された時に復活させようと試みるきっかけにもなっています。
実例がなければ、メリサンドルもダヴォスもそんなことを考え、実行しようとは思わなかったかもしれません。
登場シーンは少ないですが、実はその役割は大きい人なのではと思います。

ミアのソロス


ドラマを見ていると、何となく唐突に出てきた感のある人。
実はメリサンドルと似たような目的でウェスタロスへとやってきました。
元は光の王に仕える司祭ですが、酒に溺れて戦士として知られるように。
信仰も薄れてしまっているようです。
ミアのソロスと呼ばれていますが、「ミア」は地名です。
ようは、「ミアから来たソロス」くらいの意味合いですね。

ベリックがマウンテンに殺された時、藁にもすがる思いで復活させようと祈りを捧げました。
本当に生き返るとは思っていなかったでしょうが、ベリックは復活しました。
ソロスの信仰は、その時に復活したようです。
たまたまベリックといる時にメリサンドルと出会い、彼女にベリックが復活したことを話します。
この人もジョン・スノウ復活劇のきっかけの1つと言えそうです。

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