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ゲーム・オブ・スローンズの自由人たちについて、紹介します。
ウェスタロスの北、壁の向こうに住む人達です。
ネタバレは極力避けますが、存在自体がネタバレのような人もいます。
気になる方はご注意ください。
ネタバレ込みの説明は折りたたんでいますので、平気な方だけご覧ください。
自由人たちについて
紋章 なし | |
標語 なし | |
領地 壁の北 | |
本拠地 壁の北 | |
当主 マンス・レイダーなど | |
信仰 森の古い神々 |
自由人たちはウェスタロスの人々からは野人と呼ばれることがほとんどです。
彼らはたくさんの部族に分かれており、壁の北に住んでいます。
壁を守るナイツウォッチ達とは小競り合いを繰り返し、壁の南へ入り込もうと常に狙っているようです。
マンス・レイダーが多くの部族をまとめるまでは、個別に動いて統率も取れていませんでした。
部族ごとに風習も考えも大きく違い、仲が悪い部族も少なくありません。
そんな部族をマンスがまとめたわけです。
ですから、北部とウェスタロス全域は密かに危機的状況にあると言えます。
最終的には不死者たちから逃れ、ジョン・スノウの元で戦うことになる彼らですが、それもマンスがいたからだと思います。
彼が一度まとめていたから、ジョンが引き継げたのではないでしょうか。
マンスがいて、トアマンドがいて、ジョンがイグリットと恋に落ちたから、自由人と手を組むことができたのです。
そもそも、イグリットとジョンが恋に落ちていなければ、ジョンは早い段階で殺されていたかもしれません。
そして自由人たちがいなければ、ラムジー・ボルトンがウィンターフェルで籠城しようとした時、もっと手こずっていたでしょう。
これは巨人の力が大きかったと思います。
マンス・レイダー
元ナイツウォッチで、自由人たちの王です。
多数の部族に分かれ、互いに敵対している自由人たちに、共通の敵を示すことで1つにまとめました。
共通の敵とは、ウェスタロスの人々。
彼らから土地を取り返し、南で生きる道を示したのです。
それでも自由人たちをまとめるのには、かなりの年月を必要としました。
話せば分かるタイプの人だと思います。
しかし、自由人たちを率いて壁を襲撃し、スタニス・バラシオンの軍に蹴散らされました。
自由人たちは騎馬兵との戦いに慣れておらず、一方的に負けてしまいます。
きっとマンスにとっても、正規の軍を率いてスタニスが出て来るというのは、計算外だったんでしょう。
最終的にはスタニスに火あぶりにされ、情けをかけたジョンに矢で射抜かれて死にました。
意外と早く退場した人、という印象です。
もう少し長生きして色々やるかと思いました。
トアマンド
マンスの腹心っぽい人。
自由人の中で発言力も強く戦いにも長けているように見えます。
ヒゲが特徴的で、比較的見分けやすく覚えやすい人。
最初にジョン・スノウがマンスのいるテントに連れて行かれた時、マンスだと勘違いしたのがトアマンドでした。
自由人たちをスパイしていたジョンですが、それが分かった後でもジョンと和解し、自由人たちの中で最も信用できる相手となります。
ジョンと自由人たちとの同盟を取りまとめた、と言ってもいい人です。
ジョンがウィンターフェルでボルトン家の軍と戦った時にも助太刀し、ジョンの力になりました。
イグリット
自由人たちで特に目立っている赤毛の女性。
弓の名手で、非常に気が強いです。
最初はジョンによって捕虜になりますが、殺せと言われたのにジョンが殺せず、隙を見て逃げ出します。
結局、ジョンの方が捕虜になってしまい、気付いたらお互い恋に落ちていたようで、自由人たちをスパイするために留まったジョンと恋人同士に。
ジョンはこの時にナイツウォッチの誓いを破ってしまいます。
それでもナイツウォッチ達が危ないと知ったジョンは、イグリットではなくナイツウォッチを取って自由人たちの元を去りました。
そのことでイグリットは激怒し、ジョンを殺そうと執着し始めます。
本気で殺そうとしていたのかは微妙なところですが。
壁を襲撃した際、ジョンの目の前でナイツウォッチに保護されていた少年オリーに射抜かれて死亡。
ジョンとイグリットの恋は悲恋として終わってしまいましたが、演じている2人は現実世界で2017年9月に婚約、2018年6月にめでたく結婚しています。
オレル
イグリットに密かに想いを寄せている自由人。
動物の中に精神を入り込ませて操ることができます。
ブランと同じ能力を持っている人です。
イグリットに惚れていますので、後からやってきたジョンに取られて嫉妬しまくり。
何かにつけてジョンに食ってかかります。
イグリットにはちょっと鬱陶しがられていました。
しまいにはジョンを殺そうとしますが、逆に殺されてしまいます。