月夜のひまつぶし

アダムス・ファミリー/ホラーコメディの傑作!

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

夏なのでホラー強化月間中です。
コメディですが、ホラーといえばこの作品は外せないでしょう。
ということで、アダムス・ファミリーのご紹介。
ネタバレありのあらすじ、感想はたたんでますので平気な方だけどうぞ。

「アダムス・ファミリー」の作品概要

あらすじ

陰気で不気味な屋敷に住むアダムス一家。
当主のゴメズは美しい妻のモーティシア、娘のウェンズデー、息子のパグズリー、母のグラニーと幸せに暮らしていた。
しかし、実はゴメズには兄がおり、彼が25年前に失踪してしまったことで胸を痛めていた。
そんなある日、ずっと失踪中だった兄のフェスターだという人物が現れて…!?


兄のフェスターだと主張していた男は、実は偽者で本当はゴードン。
アダムス一家の財産目当てです。
とは言え、彼は単にフェスターと特徴が似ていることから使われただけで、主な立案者はアダムス一家の弁護士とゴードンの母。
ゴードンはフェスターのフリをして家に潜り込みますが、アダムス一家は普通の人ではありません。
かなりぶっ飛んだ人達なので、会話がちぐはぐになってしまい疑われる場面も。
それでも子供たちと仲良くなり、次第に心をひらいていくゴードン。

ところが、ウェンズデーに一家の金庫破りを計画していることを知られてしまい、焦るゴードン達。
ウェンズデーは捕まってしまい、心配して彼女を探す一家。
その間に裁判所から差し止め命令が出た、と家を追い出されます。
家も財産もフェスターのものだという裁判所の判断に戸惑うゴメズ。
失意のゴメズを見かね、モーティシアが屋敷へ向かいますが彼女まで捕まってしまいます。
ハンドから知らせを受けたゴメズが救出に向かい、ゴードン達とすったもんだしているうちに、ゴードンの失われていた記憶が戻り衝撃の事実が……!

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作品の概要

監督 バリー・ソネンフェルド
脚本 キャロライン・トンプソン
ラリー・ウィルソン
出演 アンジェリカ・ヒューストン
ラウル・ジュリア
クリスティーナ・リッチ
ジミー・ワークマン
ジュディス・マリナ
クリストファー・ロイド
ダナ・アイヴィ
カレル・ストルイケン
公開 アメリカでは1991年11月22日
日本では1992年4月25日
上映時間 100分
制作 アメリカ
続編 アダムス・ファミリー2

元はアメリカの1コマ漫画です。
ドラマ化、アニメ化を経て初めて映画化されたのがこの作品。
ウェンズデー役のクリスティーナ・リッチは今も女優ですが、すごく綺麗になっていますよ。

感想

どの俳優さんも役にピッタリ!と思って観ていました。
原作もドラマもアニメも知らないのですが、ドラマに登場していたキャラクターもたくさん登場しているそうです。
主にパーティーシーンで観られるとか。
夫婦のラブラブぷりがすごいです。
手だけのキャラクター、ハンドもいい味を出しています。
手しかないのに、その動きはとてもコミカルですし、感情や言いたいことが何となく伝わってきます。
古い映画なので、どうやって撮影していたのか気になります。

一家は普通の人ではなく、墓場でのデートで喜んじゃうような人達です。
なので、普通の感性だと話が合いません。
そういうちょっとダークな笑いが好きな方には、文句なしにオススメできます。
爆笑するようなコメディではないかなと思いますが、大好きな作品。


何をしてこれだけの屋敷と財産を築いたのかは分かりませんが、アダムス一家の財産は相当なものです。
金庫も普通の金庫ではなく、かなりすごい仕掛けが施されています。
パーティーに訪れるキャラをよく知らないのですが、ドラマで登場したキャラが多いそうで、知っている人だと細かい部分でも楽しめるでしょうね。
知らないと、何だかよく分からないけど不思議なキャラがたくさんいる、という感じになりますが、それでも色々と妄想して楽しめました。
どんな背景があるんだろうとか。

2作目ともちょっとした繋がりがある場面も見られ、2作とも観て欲しい作品です。
フェスターが結構好きなんですが、2作目では普通に一家と暮らしています。
彼がどういう経緯で戻ってきたのかが、この作品で分かるわけですね。
ネタバレありのあらすじを読むと、察しのいい人なら気付いてしまいそうですが……。

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