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今回は、死神が登場します。
タイトルにもあるので、これはまあ当然ですね。
今回も2人が訪れた場所、使った道具などについて紹介していきます。
ネタバレも含みますので、ご注意ください。
原題は「Faith」で意味は「信仰」です。
ネブラスカ州へ
今回は細かい地域名が出ていないのですが、とりあえずネブラスカ州へ向かったのは確かです。
ネブラスカはこの辺り。
アメリカの真ん中辺りですね。
ネブラスカは農業で有名なようで、トウモロコシや大豆、牛肉や豚肉の生産量がアメリカ国内トップレベルとなっています。
しかし、過疎化が進んでいて多くの都市で人口が3000人を下回り、州内のほとんどの人口はオマハ市に集中しています。
劇中でも、あまり都会っぽくはありませんでしたもんね……。
アメリカは州も広いので、それだけで決めるのも早計ではありますが。
ロウヘッドについて
今回、冒頭でいきなりディーンとサムが狩りをしてます。
そこでディーンが感電してしまう原因になったのが、ロウヘッドという怪物。
ローヘッドかもしれませんが、とりあえずロウヘッドで。
この怪物、このエピソード以外では出てきた記憶がありません。
どんな怪物か、調べてもみましたが創作なのか詳細は全く分かりませんでした。
とりあえず、ドラマで見た限り知り得た情報で推測してみたことをまとめてみます。
- 子供をさらう
- 力が強い
- 素早い
- 電撃が弱点
- 実体がある
- 見た目がグロテスク
こんな感じかと思います。
力が強いのはディーンが吹っ飛ばされていたからですね。
素早いのは、ディーンがなかなか姿を捉えられていなかったから。
他については、見ていただければ分かるかと思います。
ロウヘッドで検索していると、映画が見つかったので一応それについても。
AmazonでDVDとVHSがありましたが、B級ぽいので勇気のある方向けかもしれません……。
どうも原作がある作品だったようです。
こんな感じで。
もしかしたら、スパナチュの制作陣が見たことあって、名前を借りたのかもしれませんが、はっきりしません。
映画の方はゴリラとか猪とか、そんな感じの顔らしいです。
ドラマの方ではこんな感じです。

スーパーナチュラルシーズン1 第12話より
暗がりでチラッチラッとしか姿を見せないので、似ているのかどうかの判断も難しいところです。
スタンガンで本当にあんなことになるの?
ディーンが感電したのは、スタンガンが原因です。
スタンガンから電流が流れたロウヘッドが水たまりにいて、同じ水たまりにいたディーンの体にも電流が流れることになりました。
今回使っていたスタンガンは単発式で銃タイプ、10万ボルト出るようです。
劇中ではサムが10万ボルトはかなりすごい、というような反応をしていましたが、実際には100万ボルト出るスタンガンも売られています。
アメリカではなく、日本での話です。
それでも、私達は普段スタンガンを目にすることなんてありません。
10万ボルトのスタンガンで本当にディーンのように心臓をやられてしまうものなのか、気になったので調べてみました。
参考にさせていただいたのは、こちらのサイト。
どうやら、スタンガンの威力を判断する指標には、電圧以外にも色々ある様子。
そう、ボルトは電圧の単位なんですね。
科学も化学も物理も苦手なので、昔習ったけどすっかり忘れていることリストに入っている情報でした。
電圧が高くても電流が低いと、そこまで危険はなさそうです。
電圧は電気の強さ、電流は電気の量ということで、この2つをかけあわせた数値がスタンガンの威力になる、ということのようです。
もっと詳しいことは、参考にさせていただいたサイトにありますので、興味がある方はぜひ。
電流の単位はアンペアですが、作中では特に言及されていません。
ということで、威力の面から考えるのは難しそうだと判断しました。
では、状況から考えてみましょう。
今回、ディーンは水を介してスタンガンの電撃を受けています。
そのこともあって一瞬だけではなく、スタンガンの電撃をそれなりに長い時間受け続けてもいます。
電気に対する抵抗も、水で濡れていたので下がっていたはず。
怪物退治に使うものでしたから、きっと改造も施していたでしょう。
そう考えると、今回のディーンの状況はかなり不幸な事故だったのでは、と思うわけです。
ミステリ作品で、ヘアドライヤーの電気で感電させるために床を濡らしておくとか、お風呂で使うとかもありますよね。
実際に、そういった事故で亡くなっている人もいます。
とすると、スタンガンだから、10万ボルトだったから、といったことではなく、ディーンは水たまりで感電したせいで心臓がやられた、ということなんでしょう。
こんなこと、わざわざ考えなくても賢い人ならすぐ気付いていそうですね……。
一般にはスタンガンの電流は低く設定されているようですが、家庭用のコンセントはそれよりはるかに高くなっているようです。
だからディーンは即死こそしなかったけれど、心臓をやられてしまって再起不能になりかけたのでしょう。
結論が出て、自分の中では割りとすっきりしました。
皆さんはいかがでしょうか。
小ネタ
後のアンナが出演
ディーンが入院し、サムがその手続きや会計を行っている場面。
「保険に入っていないようなので」というようなことを言っていた、病院の受け付けの女性がアンナです。
後に天使として登場しますが、彼女が事務員さんでなく看護師であれば、白衣の天使で天使つながりでしょうか。
今回のエピソードでは、ほんのちょっとしか登場しませんが、アンナは重要な役ですよね。
アンナファンの方は、是非チェックしてみてください。
昼ドラについて
ディーンが入院中、ベッドの上でテレビを見ているシーンです。
サムがやってくると、昼間のテレビについて言及しています。
実はディーン役のジェンセン・アクレスは、過去にアメリカの昼ドラに出演していたことがあります。
このことをネタにしているのかもしれませんね。
ちなみに、出演していたのは「デイズ・オブ・アワ・ライブズ」です。
Days of our Lives – NBC.com
1965年からずっと平日の昼にはほぼ毎日放送されているようで、話数も1万を超えています。
アメリカではかなり有名なのか、この番組をネタにする作品もそれなりにあるようです。
ジェンセンが出演していたのは1999年と2000年なので、彼が21歳くらいの時です。
このエピソード放送当時からすると、6、7年前でしょうか。
スパナチュは、結構出演者たちのことをいじるようなネタも入れてくるので、俳優さんについてもある程度知っておいたほうがより楽しい、という作品だと思います。
また、映画やドラマなどもよくネタにしたりオマージュしたりしています。
知らないと気付かないものも多いですが、気付くとちょっと嬉しくなります。
スターウォーズネタも多くて、ディーンとサムはハン・ソロとルークをイメージした、なんていう話もあります。
これからも、どんなネタを入れてくれるか、楽しみです。
「アンケート/貴方の好きな海外ドラマは?」やってますので良ければご協力ください。 http://kunnecup.com/what-your-favorite-overseas-drama/
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